「市長選へ候補者を公募」
CHANGE!沼津2008
十月二十六日投開票で実施される市長選で、市民の声を重視する市長を誕生させようと、「CHANGE!沼津2008」(渡辺利明代表)は四日、記者会見を市民文化センターで開き、市長候補を公募すると発表した。会見には渡辺代表のほか賛同者の山田孜さん、山下富美子市議が同席した。
同会が期待する候補者像は、一、現在の停滞した市政の変革を進める強い意思のある人。二、市民の目線に立った市政運営を目指す人。三、情報公開を徹底し、開かれた市政を目指す人。
応募資格は、自薦、他薦を問わず、公職選挙法に基づいた立候補の資格があること、性別、学歴、職業、年齢を問わず、意欲的で活動的な人材であること、沼津市の将来について自分なりの構想、行動方針を持っていること。
選考は、渡辺代表らで組織する選考委員会が、今月三十一日までに名乗り出た人の中から書類と面接で厳正審査し、八月五日に決定。七日に記者会見しマニュフェストを発表。選出した公募候補者へは同会が、公職選挙法に従って選挙活動、選挙資金などを支援する。
同会は、次期市長選に関心を抱く市民の集まりで、二カ月前から、どのように市長選を戦うかの話し合いを続けてきた。六月二十五日に政治団体としての届け出を行っている。
渡辺代表は「市民グループとして戦うためには、多くの市民に賛同してもらわなければならない。市民の目線で市政を考えようというスタンスの人であるならば右、左に関係なく大歓迎」と話す。
選挙資金支援については、「市長選にいくら掛かるか皆目分からないが、金がなければ選挙に出られない、ではおかしい。あの人なら、と千円、二千円カンパしてもらうのが理想。公募する以上、金銭的負担は掛けたくない」。 鉄道高架事業については、「前回選でも大きな争点となり、住民投票条例制定請求署名、市長リコール署名など様々な動きとなった。重要なテーマだと考えるが、候補者が決まってから会として話し合って決めたい」とした。
渡辺代表は静岡銀行に約三十年間、勤務した後、キミサワ(現ハックキミサワ)へ移り、取締役、常務、専務として、多くの企業経営に携わった。
(沼朝平成20年7月5日(土)号)
沼津市長選候補者を公募
市政変革求める市民団体
沼津市政の変革を求める市民団体「CHANGE!沼津2008」(渡辺利明代表)は四日、次期市長選(十月二十八日投開票)で擁立する候補者を公募すると発表した。三十一日に締め切り、八月初旬に決定するという。
渡辺氏や沼津市議の山下富美子氏(未来の風)らで組織し、先月二十五日に政治団体として県に届け出た。具体的な政策は決定した候補者と協議して策定するという。
応募資格は公選法に基づく資格があれば、住所は市内外を問わない。論文などの書類審査、面接審査で選考する。選出した公募立候補者へは、公選法に従って選挙活動、資金の支援を行う。
問い合わせは同事務局〈電050(5809)9580〉へ。
(静新平成20年7月5日(土)朝刊)

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