沼津市・来年度からの保育料・公費負担30%に増額
沼津市は子育て支援のため来年度から、保育料の公費負担を25%から30%に増額し、保護者からの徴収額を引き下げる。未就学児の医療費助成を拡大し、無料の妊婦健診の回数も増やす。
保育料の公費負担の引き上げは、平成十八年度以来二年ぶり。来年度一般会計予算案に十九億八千万円を計上した。近隣では富士市、裾野市、長泉町と同水準になる。
未就学児の医療費は、現在、通院一回につき五百円の自己負担を月四回まで求められているが、月二回で済むようになる。一日五百円の入院は無料になる。十月の乳幼児医療費受給者証の更新に合わせて実施する。
妊婦健診は公費負担で受けられる回数をこれまでの二回から五回に増やし、安全な出産を支える。
不妊治療についても、治療費の二分の一を限度に年間五万円まで支給していた助成金を、一回あたり上限五万円、年間二回までに拡大する。
未就学児の医療費助成については裾野市、長泉町など無料化している自治体もあるが、一部で緊急性がない小児救急の利用が増えるなど問題も指摘されていることから負担軽減にとどめた。
(静新平成20年2月22日(金)朝刊)
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