《【土地を無料で提供して、三方両得の再開発をしよう】
中心市街地の復権には,大手町,本町,上土の中心部に歩いて生活できる住環境を整備することです。ナティー式に中層の住宅を整備し,高齢者の住まい,若年者への賃貸住宅を整備します。それには,土地を無料で利用できるようにすることです。ゴーストタウンの街中の土地,今は駐車場に使われているが,全部を駐車場に利用できるわけではなく,何らかの利用を考えなければなりません。
「土地持ち」が協力して土地を無料で提供し,借地料を収入にして,そこに民間企業が高齢者ホーム,民間マンション,商業施設などを整備すれば,土地代抜きの投資ができます。お客には東京とのダブル生活の市民を考え,沼津出身の定年退職者を集めてもよいでしょう。市は土地にかかる固定資産税収入相当額を地主に還付して,地主は加えて借地料を確保できます。土地をただ遊ばせておくより,よほど得なはずです。市は住民税,建物の固定資産税を確保できます。入居者は,土地代の参入されない安い住宅に入居できます。三方1両得でしょう。
【2万円,沼津グルメの24時間の旅はどうだろうか?】
都会人に2万円,24時間の旅を演出することです。東京で仲間の同窓会をしても2万円はかかるご時世です。それも夕方の2時間足らずです。彼等に沼津へ一泊2日で2万円の旅を提供しましょう。
それもグルメ,お土産つきの旅で……。夕方新宿から団体で「特急あさぎり」片道で3,820円。団体料金ならもっと安いでしょう。沼津へ着いたら東急ホテルに宿泊しましょう。一泊6,500円。夕食は港湾のすし屋で3,000円,次の朝も寿司で1,000円。お昼は御用邸を見て,長岡へ日帰り温泉に行きましょう。ゆっくり温泉を楽しんで1,000円。昼食は少し遅いが、三島広小路の「うなぎ」の食事を楽しみましょう。豪華なうなぎでも2,000円で足ります。これで17,320円,まだあまっています。沼津に戻ってお土産に干物,シラスを買いましょう。2,000円で十分。あわせて,19,320円,まだお釣りがあります。1,000円足して,前の晩は沼津のスナックでカラオケでも楽しんでもよい。夕方の「特急あさぎり」で東京に戻れば,夕食に沼津の干物が食べられます。ただ,問題は沼津での足代です。
東急ホテルから,御用邸公園,長岡温泉,三島に行き,沼津に戻る足をどうするかです。一日当たり100人の客として,200万円の観光収入が沼津に落ちます。年間売り上げ6億円になる。観光宣伝であるから,一日2台,昼間は空いているバスを市役所か観光協会がチャーターして,無料で提供するという手もあります。
【年収5年分の住宅,5点セットの豊かさを味わう】
少し旧聞になりますが,バブルの頃,東京のマンションは著しく高騰し,平成2年のピークには世田谷でも60平方メートルの狭いマンションが8,700万円までになりました。年収5年分で住宅が確保すると政府は言いましたが,現実には1,000万円の年収の8.7倍。あせってマンションを買う友人に言ったものでした。「東京で買うより沼津で買えば,同じ値段で5点セットの一戸建てが手に入るぞ」と。敷地100坪,床面積100平方メートルの住宅が3,800万円,東京に通うために新幹線の通勤費が一日8,000円で,年に200日通って160万円,5年分で800万円,割り引があるから600万円,三島駅前に駐車場を確保するのに200万円,それに当時のゴルフ場の会員権が1,000万円,合わせて5,800万円,これで4点セット,加えて駿河湾のマリーン施設の会員権が200万円,合計5点セットで6,000万円,東京のマンションを買うより,2,000万円安く,年収5年分で手に入ります。今なら住宅価格も下がり,ゴルフ場会員権は激安だ。住宅3,000万円,新幹線通勤代金600万円,駅前駐車場200万円,ゴルフ場会員権100万円,マリーン施設も100万円合わせてちょうど4,000万円で済みます。年収4年分です。となれば,ウィークデーには新幹線で新聞を読みながらゆっくり通勤し,土曜日は仲間とゴルフに行く。日曜日には駿河湾で海釣かマリーンスポーツ。かみさんはカレッタ汐留にミュージカルを見に行くらしい。来週は友達と日帰り温泉に出かけるという,という生活ができます。沼津の住宅,不動産はただ物を売るのではなく,生活の質の高さ,付加価値を商品化することです。
鉄道高架化事業に多額の税金を使う前に,沼津市の活性化,復権のために,簡単に,そして安くできる,こんなことを考えてもいいのではないでしょうか。》PR
http://tokusan.blog.shinobi.jp/%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A/%E7%AC%AC8%E7%AB%A0%E3%83%BC%EF%BC%91%E3%83%BC%E5%8F%82%E8%80%83第8章ー1ー参考