
技の競演 ユニバーサル技能五輪 静岡で開会式
2007/11/15 (静新webnews)
観客に大きく手を振りながら入場行進をする日本選手団=静岡市駿河区池田のグランシップ
世界60の国・地域の代表選手がものづくりやサービスの技を競う「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」(同大会日本組織委員会主催、県、静岡市、沼津市など共催)が14日、開幕した。静岡市のグランシップで開かれた開会式は、選手約1200人をはじめ約3800人が一堂に会し、健闘を誓い合った。
同大会は22歳以下の青年技能者による「第39回技能五輪国際大会」と、障害がある選手による「第7回国際アビリンピック」を初めて同時開催する。開会式は、両大会の選手が国・地域ごとに入場した。先頭のプラカードは静岡市立東中の生徒が担当。本県選手18人、県内出身選手2人を含む日本選手団132人が最後に入場すると、会場はひときわ大きな歓声に包まれた。
同委員会の御手洗冨士夫会長は「自信と誇りを持って競技に臨み、思う存分実力を発揮することを期待します」と選手を激励した。続いて、技能五輪の選手代表3人と、細沢安仁さん(33)=コンピュータープログラミング、静岡市=ら国際アビリンピックの選手代表2人が選手宣誓した。両大会の審査員らも公正な審査を誓った。
大会名誉総裁の皇太子さまは「大会を通じて、誰もが互いに人格と個性を尊重し、支え合うユニバーサル社会が大きく広がるよう願っています」とお言葉を述べた。石川嘉延知事は「ものをつくり出す人と技の驚きや感動を静岡から世界に発信してほしい」とあいさつした。
技能五輪は18日まで沼津市門池地区の会場で、国際アビリンピックは17日まで静岡市のツインメッセ静岡で、それぞれ競技を実施する。
開会式後、皇太子さまも参加され、選手交流会が開かれた。
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